安藤氏が語る「管理者」の考え方を一部お伝え

安藤氏が当社で最も多く講師をしてくださっているのは、こちらのカリキュラム、「会社を強くする管理職研修」です。

そこでお話される内容の一部を公開いたします。

目指すべき管理者像は、「チーム目標を達成できる人」

近年、管理者は「管理者になったはいいけれど、どのような管理職を目指したら良いのかわからない」という問題を抱えています。そこで、目指すべき管理者像を、次のように定義します。


「チーム目標を達成する方法をまず知ろう」と発想し、次のようなリーダーになろうと決意する。
 1.達成すべき目標をしっかりと認識し、
 2.この目標をいい戦略・施策で埋め切り、
 3.部下全員の持てる力をすべて引き出して、
 4.毎期毎期、目標を達成する。
(研修では、この管理者像を目標として、管理者に起こりうる様々な状況で、どんな判断や物の見方をすれば良いのかや心構えを演習を交えて考えます)。

管理者が持つべき3つのクセ〜意思決定・逃げない・目標3割アップ

その中のひとつの話をご紹介しますと、「管理職の基本動作〜3つのクセ」というのがあります。


1.“意思決定グセ”
〜いい意思決定には、多くの情報と判断力が必要です。人は“指示待ち人間”でいる方が楽しいという面もあります。が、これを乗り越えて“意思決定人間”になることがもっと楽しいことを知ることが大切です。


2.“逃げない・諦めないグセ”
〜ある自動車会社のトップが、若い人に会うたびにこう言うそうです。「いやだなと思っても逃げるなよ。自分に逃げないというクセをつけることが大切だ。艱難辛苦が自分を肥やす。」


3.“目標3割アップグセ”
〜問題発見プロセスのアウトプットが成果の高さを規定します。なので、経営者は、目標の“高さ”にこだわり、この“高さ”を上げることに執念を燃やします(=志の高さが重要)。


安藤氏の考え方についてもっと知りたい方は、以前別の機会に話していただいた、安藤氏の講演録もございます。