新人のうちから自分の「コスト」を意識させる


私(中島・入社3年目)が当社の「新入社員研修」を受講したとき、「時間」の意識についてきっちりと釘を刺されました。学生はあまり「時間」の意識がないため、グループワークが時間内に終わらないのです。「社会人には納期があって〜」と講師に叱られ、常に時計を見るように意識した記憶があります。今回は、企画開発部の熊代(くましろ)より(←ちょっと前まで営業部でした)新入社員研修の一つの特徴、「コスト意識を持たせる」についてお伝えします。↓

新入社員研修で知る「QCDRS」の視点

当社の「新入社員研修」では、「QCDRS」という視点をお伝えしています。「QCDRS」とは、Quality(品質)・Cost(コスト)・Delivery(納期)・Risk(リスク)・Sales(セールス)の5つです。このうち特にCost(コスト)について、新入社員のうちに意識を持っていただきたいと考えています。そのため、以下のような計算式をお伝えします。

自分のコストを計算してみる

例えば年収300万円の人が3日かけて議事録を作成した場合のコスト


【1日あたりの人件費】
300万円×1.5倍(社会保険料、オフィスコスト等)÷12ヶ月÷20日
=18,750円/日


【議事録作成コスト】
18,750円×3日=56,250円/議事録


思ったよりもずっと高額ではないでしょうか?常にこの「人件費」を含めたコストを意識していただきます。社会人の仕事は可能な限り低コストであることが求められます。作業に必要な物品に係わる費用だけでなく、時間も人件費というコストになります。

生産性向上・ワークライフバランスが求められている

さて、私は営業担当として皆様のお話をお聞かせいただく中で、最近以下のようなお悩みが増えていることを感じています。
1.「厳しい経済環境下で、限られた人員と時間で仕事をこなさねばならないが、成果を出したい」(生産性の向上)
2.「社員の多くが毎日長時間会社で過ごし、家庭生活が顧みられていないという、ワークライフバランスの崩れ」(ワークライフバランスの是正)
このような組織の期待に応えるために、個人としてしなければならないのは、まず自分のコストを意識すること。その上で、仕事の「優先順位」を判断して行動することであると考えます。

新入社員研修でコスト意識を身につけます!

当社の新入社員研修では、この「コスト」についてきっちりと意識付けさせてていただきます。ぜひ一度テキストをご覧くださいませ。
新人研修説明会(無料セミナー実施中!次回は1月19日(水))
新入社員研修の概要
新入社員研修の公開講座