時間管理の達人・大島の5つのコツ

インソース入社4年目の中島です。最近の私の関心事は「いかに早く仕事を終わらせるか」。とにかくこれです。とにかく暑くて汗だくなので、元気な時間と疲れてくる時間を区切って効率的にやらなければなりません。そこで今回、時間管理の達人、取締役の大島に時間管理のコツをインタビューしてみました。(以下インタビュー内容)


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大体の時間を見積もる

1つ目は、仕事の見積を行うということです。「この仕事なら、1時間かな?」というように、仮説を立てて取り掛かります。仕事の性格によって、7〜8割くらいは見当がつきます。

考える部分と作業する部分を分ける

2つめは、仕事を考える部分と作業する部分とに分解しておきます。考える部分のときは、制限時間を設けることが多いです。例えば「今日1日で仕上げなければならない」というものであれば、考える時間は30分だけにして、70点主義で臨もう」など。一方で作業部分は「このぐらいの原稿を書くのであれば、何分で書き上げる」という見積ができますので、例えば「30分で考えて、2時間30分で作業し、3時間で終わらせよう」などの見積もりをします。

1日の時間割を立てる

3つめは、時間割を立てることです。小学校や中学校のとき、国語・算数・理科など6時間目くらいまで時間割がありましたよね。あのようなコマ割を頭の中に入れています。

頭が冴えるときを考える時間に当てる

4つ目は、頭が冴えるときは考える時間に当てる、ということです。それが何時か、というのは年齢を重ねることで変わってきたことなのですが、私の場合は早朝の4時とかです。日の出のぐらいが一番頭が働くんです、ニワトリみたいなもので(笑)。後は、コーヒーを飲みながら考えるのが好きなので、出社する前に1時間前に喫茶店などに入って考え事をしています。逆に言うと、会社に行っているときは考える時間じゃなくて作業時間というようにしているんです。

あえて優先順位は細かく決めない

5つめは、優先順位についてです。前日の夜に、明日やりたいことについて優先順位を決めます。でも、あえて細かくは決めません。私の場合、「臨時でこれ作ってください」という注文が多いので、自分の優先順位を避けてやらなければならないことが多いからです。後は、仕事はその日1日で終わらせることを心がけ、なるべく翌日に繰り越さないようにしています。


タイムマネジメント研修や整理力研修を作ったときに思ったのですが、こういう類は個人差が大きく、標準的なものが難しいなと思ったんですね。私自身が特殊な考えを持っているかもしれませんしね。ですから、1つの仕事の仕方として、参考にしていただければと思います。