【8/2日経新聞社説より】女性管理職登用への取り組みとスタンス

性別、年齢の区別なく優秀な人材を登用する取り組みが必要です

日本経済新聞8月2日(月)朝刊の社説にて女性の管理職登用を推進する記事が掲載されていました。特に、結婚・出産後も仕事を続ける女性社員に対して、育児との両立支援策を準備し、優秀な人材を流出させないこと、いったん仕事を離れ育児に専念していた女性への再雇用の間口を広げることが必要だということととともに、登用される側の女性も職業人としてのキャリアを真剣に考えることが重要だとありました。
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優秀な人材が働きやすい職場を作るというスタンスが大切です

また、記事には次のような問題提起もありました。
「男女差別はないと思っているが、無意識のうちに男性にだけ重要な仕事を与えたり、女性を管理職候補から外したりしていないか」
「よかれと思って育児中の女性を閑職にまわし、やる気をそいでいないか」


意識しないで行っていること、あるいは気を遣って行ったことが、結果的に有能な人材を管理職から遠ざけることになっているというのは、これまであまり認識されてこなかったのではないでしょうか。「女性」ということで特別視をするのではなく、優秀な人材を管理職候補として育成する中で、必要な体制を整えるというスタンスが必要であるように思います。
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