「評価にバラツキがある」⇒インソースの解決策3種類


当社は、ご担当者様向け無料セミナー「人事評価制度セミナー」で、皆様のお悩みをお伺いしております。お悩みは様々に挙げられますが、中でも最も多いのは「評価にバラツキがある」ことだと思われます。そこで今回は、「評価にバラツキがある」に対する当社の解決策をお伝えいたします。

そもそも評価項目、評価基準が漠然としている

大多数の原因がここにあります。でもすでにある評価項目や評価基準を変えるのは簡単ではありません。そこで、当社で実施しているのが「評価合わせワークショップ」です。1日間の中で、1つ1つの評価の文言を取り上げ、自分の仕事に置き換えるとどういう行動になるか、具体化します。グループごとに具体化と発表を繰り返すことで、「基準」が合ってきます。

評価を行うとき以外、忘れている

評価を行う時期(半年〜1年に1度)だけ思い出したように評価をすること、これもバラツキの大きな原因になります。公正な評価のためには、日頃のコミュニケーションが大切です。詳細はこちら。当社の評価者研修は、どの研修でも、普段のコミュニケーションの重要性に気づいていただく項目を入れています。加えて、「行動記録」の必要性と書き方をお伝えします。
評価者研修の概要・ラインナップ

評価者の能力にバラツキがある(本当は訓練不足。5回やればうまくなる)

最後は、評価の各手順について評価者の皆様の知識やスキルで起きるバラツキです。各項目について、当社でおすすめするカリキュラムをお伝えいたします。


(1)評価に対する意識(シートを作成することが目的になってしまっている)
評価者の皆様が、評価制度や意味を理解できていないときにこのような課題が出ます。「この仕組みを運用すれば、組織が良くなる」ということを心からご理解いただく項目をカリキュラムに盛り込んでいます。特に当社の場合は、「人材育成に活かす」という部分を軸にお伝えいたします。
カリキュラム


(2)目標の立て方(評価できる目標を立てられない・立てさせられない)
目標を立てられるか、立てさせられるかどうかで評価も変わってきます。これはコツをつかめばすぐにわかるようになります。当社の研修では、演習を通してこのコツをつかんでいただきます。
カリキュラム


(3)評価の見方(どういう行動をどの評価にするかわからない)
どういう行動でどういう評価をするか、というのは上記の「評価合わせワークショップ」を実施します。もしくは、実際のビデオを見ながら、自社の評価シートをつきあわせて評価の練習をします。※カリキュラムはWEBに出していませんので、こちらからお問合せください。


(4)プロセス管理にバラツキがある(期待が部下に伝わっていない)
「評価を行うとき以外、忘れている」の項目で、「日々のコミュニケーションが大事」とお伝えしました。研修でそのあたりをおわかりいただく場合、以下のようなカリキュラムが好評です。仕事現場でどのように指導をするのかを習得いただくのが近道です。また、その際「行動記録」をつけます。
詳細はこちら


(5)面談スキル(悪い指摘がしづらい、部下からの質問に答えられない、等)
最も部下に思いを伝えられるのが面談の場です。それなのに「悪い評価が伝えられない」「部下にやる気を出させて終われない」「部下からの質問に答えられない」など、細かい悩みが挙げられます。研修では、評価の基本をご理解いただいた上で、面談のロールプレイングを通して面談スキルを習得していただきます。
カリキュラム


評価者・考課者研修は、全部習得したら3日間かかります。お客様に合わせて組むことになりますので、一度ご連絡くださいませ。お待ちしております。お問合せ


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