【insource】仕事の効率を上げるには/リーダー育成(若年層)研修/コストに厳しくなる

いつも大変お世話になっております。
インソース メール担当の後藤でございます。

お盆休みや節電のため、いつも以上に「仕事の効率を上げる」ことが
職場全体で求められているかと存じます。

本日は、マネジメントに初めて科学を導入したF. W. Taylor(テイラー)の
「時間−動作研究」と現代人事管理における「コンピテンシー評価」の相似性について、神戸大学大学院の上林教授よりご紹介いたします。

仕事の効率を上げるには ―斜め読みする経営名著:F. W. テイラー



<本日の内容はこちらです>

┏◎ 「リーダー育成研修〜若年層向け」異業種交流型教育セミナー【公開講座
┣◎ 今週いただいたお問い合わせ 〜多かったのは「接遇研修」、「クレーム対応研修」
┣◎ 仕事の効率を上げるには (神戸大学大学院 上林憲雄教授)
┗◎ あとがき〜コストに厳しくなった話 (東北支社・下林より)


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 「リーダー育成研修〜若年層向け」異業種交流型教育セミナー【公開講座
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去る8月9日、10日にインソースでは特別企画「(中堅層向け)リーダー育
成研修〜周囲を巻き込む影響力・対応力強化編」という異業種交流型の研修を
実施いたしました。
今回は、その研修内容や受講者さまの声をご紹介をさせていただきます。

リーダー育成研修〜中堅層向け(異業種交流型教育セミナー)


30代の中堅社員が対象のセミナーです。周囲を取り巻くあらゆる関係者の特
性や状況を正しく理解し、主体的に働きかけられる人材育成を目指すことが本
研修のねらいです。

異業種交流型の研修であるため、組織の枠を超え、他業種であり年代の近い方
との意見交換が刺激となり、受講者自身を成長させることのできるプログラム
となっております。

【習得項目】
役割認識、ステークホルダーマネジメント(関係者に対する配慮と満足度)、
フォロワーシップ(上司支援)、コミュニケーション、企画力(想定力)、
折衝・調整力、目標設定

具体的な内容をご紹介いたします!

1.関係者(ステークホルダー)とは顧客はもちろん、取引業者、社内の関係
  部署、さらには上司、部下も関係者であることを知り、全てに配慮できな
  ければ良い影響力は発揮できないことに気づいていただきます。
2.ステークホルダーに影響力を発揮するためには、まず社内でよい影響力を
  発揮できること(日頃の配慮や行い)が必要であることを知っていただき
  ます。(フォロワーシップとリーダーシップ)。
3.ビジネスゲームを通じて、リーダーシップ発揮によりチームの成果が上が
  ること、成果を上げるための関係構築にはコミュニケーションが重要であ
  ることを体感していただきます。
4.研修で学んだことを、仕事でどう活用するかを、個人またはグループで考
  え、討論していただきます。


受講者さまからご満足いただいたお声をいただきました。

・「なかなか他業種の方の意見を聞ける機会はなかったのでとても良い刺激を
 受けました。ステークホルダーマネジメントやそれができるようになるため
 の関係者へ配慮などすぐ取り組みたい内容が聞けてよかったです」
 
・「講師の方の経験談が非常に有益でした。様々なお話で共感でき、またその
 時々の対応なども参考になりました。甘えていた部分をたたきなおし、覚悟
 をもって臨むようにしたいと思います」

インソースの「リーダー育成研修」は中堅層向けだけではなく、若年層向けの
ご用意もございます。組織を活性化できる「リーダー」の育成はぜひインソー
スにお任せください!


リーダー育成研修〜若年層向け(自立型人材への成長編)
【東京】 9月18日・19日(2日間)(残席:10席未満/定員30)
【東京】10月29日・30日(2日間)(残席:10席未満/定員30)
★盛況につき、新しい日程を追加いたしました!
【東京】11月28日・29日(2日間)(定員30)

リーダー育成研修〜中堅層向け(周囲を巻き込む影響力・対応力強化編)
【東京】10月23日・24日(2日間)(残席:10席未満/定員30)
★盛況につき、新しい日程を追加いたしました!
【東京】12月10日・11日(2日間)(定員30)

研修時間は9:30〜17:00となっております。 

お申込状況によっては、 急遽変更・中止になる場合があります。
最新の情報はこちらからご確認下さいませ。


研修ご担当者様“限定”の異業種交流会もございます
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―「神田橋倶楽部」のご案内―
研修担当ならではの課題を異業種間で共有、解決しませんか?
【東京開催】10月5日(金)スタート/3時間×4回コース
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 今週いただいたお問い合わせ
           〜多かったのは「接遇研修」、「クレーム対応研修」
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お盆期間にも関わらず、今週もたくさんのお問い合わせをいただきました。
ありがとうございます!お問い合わせ内容の一部をご紹介いたしますので、
研修計画のご参考にしていただければ幸いです。


<階層別>

評価者・考課者研修(製薬・医療・介護)
【お客様のお声】マネージャー向け評価合わせワークショップを検討している。

段取り(管理職)研修 〜標準版社会福祉法人
【お客様のお声】以前研修を受けてよかったので、ぜひお願いしたい。内容は管理職に必要な考え方、
基本的なマネジメント手法。

若手向け研修(水産・農林 他)
【お客様のお声】採用1〜3年目職員に向けて研修を検討中。HPでいろいろカリキュラム見ている。

内定者向け研修(流通)



<スキル別>

接遇研修独立行政法人 他)
【お客様のお声】接遇・電話応対の研修を検討している。

クレーム対応研修 〜中級編(建設 他)
【お客様のお声】数年前にも実施したクレーム対応研修を今回も企画している。

プレゼンテーション研修(官公庁関連団体)

オペレーター研修 〜金融商品担当者向け
【お客様のお声】オペレーター向けの研修を考えている、カリキュラム紹介してほしい。

Linuxサーバ構築研修(情報通信・ITサービス)

政策形成研修 〜政策の立て方マスター編自治体)

<その他>

研修業務委託(流通)



★ご不明な点は、お気軽にお問い合わせくださいませ。
 お問い合わせ先はこちら



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 仕事の効率を上げるには 〜 斜め読みする経営名著:F. W. テイラー(1)
                     【神戸大学 上林憲雄教授】
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経営学で最も重要な人物

経営学」は比較的歴史の浅い学問領域です。その100有余年の歴史の中で
最も重要な人物を1人上げよと言われれば、F. W. Taylor(テイラー)である
と答えます。テイラーは、もともと実務家です(作業現場で技師をしていました)
が、同時に経営学という学問の産みの親で、経営学の歴史はテイラーとともに
始まったといわれています。

■マネジメントに“科学”を導入

経営学説史上、テイラーが果たした役割は、「科学的管理」というマネジメン
ト手法を編み出したことであるといわれています。作業現場でのマネジメント
は、経営者の経験や勘、コツといった極めて主観的な手法に委ねられていたの
ですが、そこに「科学的」なものの見方を導入し、マネジメントをより客観的・
相対化しようとしたのがテイラーだったのです。

■効率的な体の動きの研究

テイラーがまず取り組んだのは、作業員の作業効率を上げるために、体(から
だ)の効率的な動かし方について調査することでした。このための調査方法が
ユニークです。テイラーは、作業現場でいちばん優秀な労働者を1人選びだし、
どのように体を動かしているか、つぶさに観察しようとしました。

例えば「手を動かして金槌で釘を打つ」という作業を考えてみましょう。釘を
どのように持ち、金槌はどの辺りを握り、どの程度の力で、どこまで振り上げ
て下ろしているか、しかも1つ1つの動作に、最も有能な労働者が何秒かかっ
ているか、ストップウォッチで実際に計測しようとしたのです。

このように、テイラーは、一流作業員の一連の作業での動きを、1つ1つの動
作(要素作業)へと分解し、それぞれを緻密に計測することで、作業を最短の
時間で無駄なく効率的に仕上げるにはどうすればよいかを探究したのでした。
こうした調査は、「時間−動作研究」(time-motion study)と呼ばれます。

■現代の人事管理でも考え方は通用

実はこの時間−動作研究は、現代の人事管理上、評価ツールとして一部企業に
導入されている「コンピテンシー評価」と通底する考え方です。コンピテンシー
評価は、皆さんご存じの通り、職場で最高の業績を上げている従業員の行動特
性を分析し、その行動特性をきっちりとモデル化(客観化)して評価基準を作
成して職場全体に拡げようとするものですから、その基本的発想法はテイラー
の時間−動作研究と非常に似通っています。

               (インソース社外アドバイザー 上林 憲雄)
               
■以上は要約です。原文[PDF]をお読みになる場合は、
こちらからダウンロードできます

■関連する研修

人事評価制度支援コンサルティング
採用担当者支援研修 〜コンピテンシー面接編(1日間)
タイムマネジメント研修 〜仕事の効率アップ編(1日間)



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★あとがき★ 〜コストに厳しくなった!(東北支社・下林より)

いつも大変お世話になっております。
株式会社インソース東北支社の下林でございます。
            
6月5日に宮城県仙台市に新しく東北支社ができ、初めての夏を迎えています。
ひまわりの写真

そんな中、仕事面で少し意識が変わったことがあります。
それは、コストに厳しくなったことです!

支社内で使用する備品等を自分で調達するようになって、今まで以上にコストを
意識するようになったのですが、単純に、安ければよいということではありません。
安いものであっても使い勝手が悪ければ、結局不要になってしまうからです。

それを購入することが妥当なのかどうか、費用対効果を考えるようになりました。

使い勝手、価格、使用頻度などを考慮してモノを選ぶ
という視点が身についたように思います。

私の場合、そのために把握しておかなければならないことは、
「支社にいる社員の人数」と「他のもので代用がきくかどうか」です。

また、少し感覚的ですが「過去の使用頻度(なくて困った回数)」も
重要な視点ではないかと思っています。
今は、この感覚的な部分をいかに数値化するかが課題です。

物品の購入以外にも、コスト意識を持つようになって、
具体的に、以下のような点も変わりました。

◆帰るときの電源チェックに厳しくなった
◆何かを郵送するときも、送付コストを考え計画的に送るようになった

細かいところではありますが、日々の小さな「ムダ」の積み重ねも、
年間で考えると○万円の、大きな「コスト」になってしまいます。


【下林のおすすめ研修】

節電力強化研修(半日間)
【管理職向け】現地法人経営者養成研修〜資金繰り・投資評価(2日間)
財務研修
★【仙台開催公開講座】9月14日(金)リーダーシップ研修



本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!