2/7付『日本経済新聞』25面(教育)「学校の常識」見直し

皆様もご覧いただいたと思いますが、昨日、日経新聞に興味深い記事がありましたので、皆様にご紹介いたします。

おんた小学校が学校改革に取り組んだ「一役一人制」

東京都東村山市おんた小学校は、西留校長を中心に、学校改革(「リニューアルおんた」)を行ったそうです。具体的には「一役一人制」といって、運動会などの校務を複数名で担当するものから、1人で担当することに変えました。これまでは、その都度職員会議を開いて決めていましたが、変更後は担当者⇒主任教諭⇒主幹教諭⇒校長、というラインでの決済に変わったので、意思決定が早くなったそうです。

12月決算を導入

また、3月決算から12月決算に変えました。これにより、3〜4月の過度な負担を軽減するとともに、教育活動の評価を12月末に行い、次年度4月からの実施計画に反映させることができるようになったそうです。

職員、時間的・精神的にゆとりが生まれた

西留校長が着任した04年時は、児童の生活態度や学力面などで多くの課題を抱えていましたが、この改革実施後は意思決定が簡潔になり、時間的・精神的にゆとりが生まれました。休み時間や放課後に子供と遊んだり、補修や教材研究に充てる時間が増えました。それが子供の学習面や生活面の落ち着きにつながり、ここ数年間で学級崩壊は皆無。学力テストの成績も向上したそうです。

校長が変革リーダーに

この取り組みのポイントは2点あると思います。1つは、校長(リーダー)が自ら率先して取り組んだこと。2つめは、従来の制度や常識に捉われず、目的に向った新しい発想で取り組んだこと。この2つのポイントを、当社の研修では、「変革リーダー養成研修」で学んでいただくことができます。
変革リーダー養成研修(2日間)
課長が頑張って接遇向上に取り組んだ例


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