部下育成で大事なのは、思いを新人に伝えること

「業務と平行してOJTするのは難しい」

受講者の皆さんからよく挙がるのは「業務と平行してOJTするのは難しい」というご意見です。皆さん「そうそう!」と頷かれます。日々のルーチン業務や突発的な業務に追われる皆さんにも、当然OJTに割く時間に制限があります。

鉄は早いうちに打て

でも、忘れていけないのは、新人にもリミットがあるということです。鉄は早いうちに打てと言いますが、入りたて・異動したての今だからこそ、教えておかなければならない内容があります。業務内容によって、教える時期やタイミングを逃すと後々大きなトラブルになりますよね。「知りませんでした」ではすまない事態を引き起こす場合もあります。

綿密なスケジューリングを

どの時期までにどの業務を教えておくか?メインの業務を教えるために、前段としてこの業務を理解してもらうか・・・など、OJTには綿密なスケジューリングが不可欠です。なお、それをそのまま日報に使えるようにしておけば、上司への報告もスムーズに済みますし、「あれはもう教えたかな?」「あの資料はちゃんと渡したかな?」などの備忘録にも使えます。

雰囲気作りは大切に・・・

誰しも新人時代に味わったことがあると思いますが、「忙しそうで、先輩に聞きづらい」というご意見は今でも新人研修で受講者の皆さんからよく聞きます。「怖い」「怒ってる」「話しかけづらい」なんて言われると、時間を割いてOJTしている皆さんにとっては心外のはずです。せっかくの努力や気遣いが台無しになってしまいます。

思いをきちんと新人に伝える

また、OJTでは、皆さんの思いをきちんと新人に伝えなければなりません。褒める、叱る、相談にのる・・・という行動は、意識して行うと大変気を使い疲れるものです。まずは、自分の言葉や気持ちがスムーズに伝わるように、新人とコミュニケーションをしっかりとりましょう。
・挨拶は自分から、明るく笑顔でする
・挨拶の後に、もう一言付ける
・仕事以外の雑談も、1日1回はする・・・など取り組み方は色々あります。
皆さんに合う、無理のない方法でゆっくり行いましょう。


以上の内容は、すべて以下の研修にて、実施することが可能です。
OJT研修 〜部下指導編(1日間)

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